イノビオーダー、スタートしました!

台風により一日遅れになりましたが、無事スタートしました!



会場Aであるコパはギャラリーイコールホワイトキューブ
という思い込みをくつがえす、円筒形の不思議な空間。
こちらの会場のみ入場料100円が必要ですが、紙の博物館から来た方は50円です。


会場Bはレトロなミゼットが目印です。
岡本明才さんはおなじみのピンホール写真とは一味違った作品を
このミゼットの中に展示しています。
奥には風でかすかに揺れる、玉木かつこさんの鉄のオブジェが。

 

会場Cは山中タカラさんによる緊張感のあるインスタレーション


平面と言葉を展示する予定だった会場Dは、最終的に作家二名ともが
映像を使うことに。それがどちらも子どもの姿を中心にした
内容なのですが、これは特に示し合わせたわけではなく、
まったくの偶然でこうなったそうです!


偶然といえば、こちらの土方佐代香さんの会場Eもすごいです。
家の柱と、絵の中の木が、まるで計って描いたかのように
ピッタリ重なっているのがお分かりいただけますでしょーか??
 

そのすぐ隣の会場Fは、高知大芸文コースの学生さん5名の平面/立体と、
大木裕之監督による真鍋倉庫の備品やごみ?等を使った妖精インスタレーション(??)


自宅のほとんどの部分を展示スペースとして開放してくれている
会場Gとっしゃん亭は、昔ながらの美しい日本家屋のなかに、たくさんの
作品が溶け込んでいます。



とっしゃん亭の南側の険しい坂道を登った先にあるのは琴風亭です。
高知県内でALTとして英語教師をしている外国人作家による作品群。
 

琴風亭のふもとの会場Iでは、映像を中心に展示してます。

上記以外にもまだまだ紹介しきれていない作品があります!
雨と熱中症対策は万全にしてお越しください‼

台風のためスタートを20日(水)に延期します

開幕日を19日としておりましたが、19日は強い台風4号の接近による大雨と強風が見込まれます。
町歩きイベントという性質上、来場者の安全の確保が難しく、また古民家などいくつかの会場では雨戸を閉ざす必要もあるため、イノビ・オーダー2.0のスタートは、1日延期しまして20日(水)とさせていただきます
ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

宮崎監督ルーラをとなえる

今秋ユーロスペースで公開予定の『夜が終わる場所』が海外の様々な有名映画祭に招待されている、日本映画界の香川真司こと宮崎大祐監督が本日、高知入りしました。
短編映画『A.H. 2.0』を滞在中に制作し、23日(土)24日(日)の2日間限定で上映します。
『A.H. 2.0』は名匠ウディ・アレンの代表作『アニーホール』の1場面を監督独自の解釈で2012年ver.にアップデートし、原作の舞台であったNYを東京や高知などに置き換えた実験的な作品になるようです。
先に撮影された東京編では、コンテンポラリーダンサー・ホナガヨウコさんや、ミュージシャンとしても活動する小宮一葉さんらが出演されています。乞うご期待!!


アングルを決める監督
 

『夜が終わる場所』
 

ホナガヨウコ音体パフォーマンス(サンガツとのコラボレーション)
  

小宮一葉さん 

女子大生チームguuによるJDカフェ メイキング映像

6.23(土)、24(日)のみオープンする、地産地消JDカフェ。
(JDとは、女子大生、の略語です。)
こちらの映像は、町内にある刈谷農園さんの畑仕事を手伝いに行ったguuメンバーの様子。
JDカフェでは、こちらの農園で収穫されたしょうがを使ったおいしい飲み物を提供します!

会場マップ


●会場A−ギャラリーコパ※この会場のみ入場料100円
滝石公子 平面、雨森文 平面、森岡智子 平面、石見陽奈 平面、浜口亮太 写真、
竹田篤生 立体、大野洋平 平面

大黒さま(椙本神社)に隣りあう、円形状のギャラリー空間。
第3回いの美大賞作家の立体作品や、県内の新進気鋭の作家たちによる平面作品などを展示。
 
●会場B−図書館はす向かいビル1階
玉木かつこ 立体、岡本明才 写真
普段は閉ざされた三角形の廃ビル1階のシャビーな空間。
県内外で活躍する造形作家と写真作家による、アウラプンクトゥム
 
●会場C−久原宅
山中タカラ インスタレーション
能の舞台の様な造りになっているちょっと変わった空間。
第1回イノビ・オーダーにも参加し、現在は京都に在住する作家によるインスタレーション
 
●会場D−上田古民家
横江孝治 平面、浜口寛子 言葉
立派な古民家の厳かな空間に広がる、絵画と言葉のインスタレーション
向かいにある呉服屋店主から、いの町の歴史などが聞けるかも。
 
●会場E−森下古民家
土方佐代香 平面
かつて紙の卸問屋だった古民家。第一回いの美大賞作家による平面作品展示。
 
●会場F−真鍋倉庫
ももよん芸文チーム 平面、立体
(荒木志穂、稲田友加里、筒井美夏、三浦夏実、島崎桃代)
大木裕之 妖精

インダストリアルな空間。ももよん率いる現役大学生メンバー5名による平面、立体などのフレッシュな展示に加え、映像作家・大木裕之が妖精として参加。どういう意味なのかは不明。
  
●会場G−とっしゃん亭2階
川村愛 平面、藤本衣 木版画、西村知巳 写真
いの町で出会った高知、兵庫、東京在住の3作家が、古民家2階の16畳和室で展示。
※6.23(土)、24(日)限定で、とっしゃん亭住人とっしゃんによるおもてなしカフェオープン。
 
●会場H−琴風亭
Jono Ryan 写真、Emily Snell 立体、Stephanie Stoner 平面、
Mia Reiko Braverman コミュニケーションアート

土電いの駅すぐ西の琴平神社へ続く階段を登り鳥居手前にある茶屋風の会場が、
インターナショナルな展示空間へ。
 
●会場I−まちかど市2階ギャラリー
濱田公望 映像、柴田聡子 映像、澤崎賢一 映像、苅谷昌江 映像、宮崎大祐 上映会
高知、京都、神奈川在住作家による映像展示。
上映会では監督宮崎大祐が会期にあわせて来高し、撮影/編集した短編映画を上映。
※上映会は6.23(土)、24(日)のみ。
 
●会場J−幸町集会所
地産地消JDカフェ
沖の島アートプロジェクトなどで食にまつわる活動をしている高知県立大学女子大生チームguuによる
土日限定カフェ。guuメンバーも農作業をお手伝いした、いの町刈谷農園さんの畑で収穫された食材を使用。
※6.23(土)、24(日)のみオープン
 
●会場K−ペーパーラボ2階
参加作家による小品などの販売。
※営業10:00-17:30、日曜定休日。道が狭いのでお車の方は十分注意を。
 
●紙の博物館
第五回いの美術展
6.19(火)〜 7.1(日)
月曜休館日
9:00 〜 17:00
入館料:大人500円 ・ 小人100円

関連イベントについて

■ライブイベント・パーティー 
日時:6月23日(土)17時〜21時
会場:ギャラリーコパ1階
入場料 (ドリンク、軽食付):¥1,000

ライブゲスト: Mia Reiko Braverman、QUINCY MCQUEEN、Human Boot Project、
       ABCDyamasaki、and more…
追加決定漫画家・村岡マサヒロによるライブペインティング


■県立大学女子大生チームguuによる地産地消JDカフェ
日時:6月23(土)、24(日)
会場:幸町集会場


■とっしゃんおもてなしカフェ
日時:6月23(土)、24(日)
会場:とっしゃん亭